泉質SENSITSU

遊離二酸化炭素

泉質に関する読み物 — 成分・泉質名・分析表の読み方

2026年9月6日読了 1分
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遊離二酸化炭素

二酸化炭素泉の泡の正体が**遊離二酸化炭素(CO₂)**です。入浴すると肌に細かな気泡がびっしりと付き、血管を広げて血流を促すため、ぬるめの湯でもしっかり温まります。

このガスには「温度が高いほど水に溶けにくくなる」という性質があり、湧出温度が上がるほどCO₂は空気中へ逃げやすくなります。そのため高温かつ高濃度の炭酸ガスを保った温泉は世界的にも希少で、日本を代表する大分・長湯温泉のような例はごくわずかです。多くの二酸化炭素泉が低温〜ぬる湯であるのは、この溶解度の壁を越えられないためで、逆に言えば「熱いのに炭酸ガスも豊富」という湯に出会えたら、それは地質学的にも貴重な一湯だといえます。