温泉郷ONSENKYO

北海道の温泉地

温泉郷に関する読み物 — 名湯・地域の温泉文化

2026年9月6日読了 4分
#温泉郷
温泉郷ONSENKYO

北海道の温泉地

  • 登別温泉:泉質の種類の多さから「温泉のデパート」と呼ばれる。噴煙立ちのぼる地獄谷を中心に温泉街が広がる。詳しくは登別温泉

  • 洞爺湖温泉:明治43年(1910年)の有珠山噴火(四十三山の形成)に伴う地殻変動の中で温泉が発見され、大正6年(1917年)に開湯した比較的新しい温泉地。カルデラ湖畔の眺望が自慢で、4月末から10月末まで毎晩湖上に約400発が打ち上がるロングラン花火大会でも知られる。泉質はナトリウム・カルシウム-塩化物泉。

  • 定山渓温泉:慶応2年(1866年)、修験僧・美泉定山(みいずみじょうざん)がアイヌの人々の案内で泉源を見つけ、旅人のために湯治場を整備したのが始まり。地名も定山の名にちなむ。豊平川沿いの岩盤の割れ目から自然湧出する無色透明のナトリウム-塩化物泉で、札幌中心部から日帰り圏内という利便性と紅葉の名所としても人気が高い。

  • 湯の川温泉:500年以上前、木こりが沸き湯を見つけたのが起源と伝わり、江戸初期の1653年には松前藩主の母の病を癒やしたという記録も残る。幕末には箱館戦争で榎本武揚らも入湯した。函館空港・市街地に近い道南屈指の温泉地で、ナトリウム・カルシウム-塩化物泉が主体。夜景と海の幸を楽しめる立地も魅力。

  • 十勝川温泉:太古の植物が堆積した亜炭層を通って湧く「モール泉」で知られ、2004年に「北海道遺産」に選定された。1900年に近隣住民が沼のぬるま湯を利用したのが和人による温泉利用の始まりとされ、1913年の本格的な掘削で温泉旅館経営が始まった。植物由来の有機質を含むとろみのある肌触りが特徴の「美人の湯」。

  • 層雲峡温泉:1900年に塩谷水次郎が発見した「塩谷温泉」が前身で、大正期には文人たちにも知られるようになった。近代的な温泉地として整備され「層雲峡」に改称されたのは1950年代。柱状節理の断崖が続く峡谷美「大函・小函」で有名で、泉質は単純温泉・炭酸水素塩泉・硫黄泉など施設によって異なる。

  • 川湯温泉:硫黄採掘で知られた硫黄山(アトサヌプリ)の地下を摩周湖の伏流水が通って温められた、強酸性(pH0.8〜2.4)の硫黄泉が湧く。温泉地全体で源泉100%の「かけ流し宣言」をしているのが特徴。駅前付近では中性の重曹泉も湧き、泉質の異なる湯が同じ温泉地で楽しめる。摩周湖・屈斜路湖観光の拠点。

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