関東の温泉地
温泉郷に関する読み物 — 名湯・地域の温泉文化
関東の温泉地
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草津温泉(群馬):自然湧出量日本一を誇る強酸性の名湯。源頼朝の開湯伝説が残り、江戸の温泉番付では東の大関に選ばれた。熱すぎる源泉を板でかき混ぜて温度を下げる「湯もみ」文化でも知られる。詳しくは草津温泉。
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伊香保温泉(群馬):榛名山中腹の標高約700mに広がり、古墳時代に二ツ岳の噴火とともに湧出したと伝わる。万葉集にもその名が見える古湯で、365段の石段街が象徴的な景観をつくる。鉄分が酸化して茶褐色になる「黄金の湯」と、無色透明の「白銀の湯」の2種が湧く。文豪・徳富蘆花が愛し、小説『不如帰』の舞台にもなった。
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四万温泉(群馬):「四万(よんまん)の病を癒す霊泉」という神託が地名の由来と伝わる静かな山あいの温泉。1694年(元禄7年)創業の老舗宿「積善館」は現存する日本最古級の湯宿建築で、映画『千と千尋の神隠し』の湯屋のモデルの一つといわれ話題になった。
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水上温泉(群馬):戦国期の永禄年間、利根川の崖から立ち上る湯煙を僧が見つけたのが始まりと伝わる。当初は川底から湯が湧く「湯原の湯」と呼ばれた。1931年の上越線開通で首都圏の奥座敷として発展。谷川岳など標高1900m級の山々に囲まれた渓谷沿いに宿が並び、泉質は単純温泉・硫酸塩泉で肌あたりが柔らかい。
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箱根温泉(神奈川):巨大なカルデラ地形に20の異なる泉質が点在する大温泉リゾート。奈良時代の開湯と伝わり、江戸時代は東海道の名所「箱根七湯」として親しまれた。都心からのアクセスの良さが魅力。詳しくは箱根温泉。
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熱海温泉(静岡):奈良時代の『伊豆風土記』に、一昼夜に二度激しく噴出する湯の記述が残る古湯で、これが名物「大湯間歇泉」を指すとされる。徳川家康が関ヶ原合戦の前後に度々湯治に訪れたと伝わり、多くの武将・文人に愛されてきた。ナトリウム・カルシウム-塩化物泉が主体で、湯冷めしにくいのが特徴。
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湯河原温泉(神奈川):『万葉集』に東日本で唯一登場する温泉地で、約1200年の歴史を持つ。江戸期の温泉番付でも箱根に迫る高評価を得た。夏目漱石が未完の遺作『明暗』を執筆した宿があることで知られ、国木田独歩や芥川龍之介など数多くの文人に愛された。弱食塩泉・弱アルカリ性で、切り傷や神経痛に効くとされる。
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那須温泉(栃木):舒明天皇の時代(7世紀初頭)、白鹿が矢傷を癒していたのを見つけたのが始まりという開湯伝説を持ち、栃木県最古の温泉とされる「鹿の湯」を中心とした温泉郷。近くの溶岩地帯「殺生石」には九尾の狐伝説が伝わる。高温の硫黄泉が主体で、独特の入浴法「時間湯」が今に伝わる。高原リゾートとしても人気。
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万座温泉(群馬):草津白根山の山麓、標高1800mに位置する日本屈指の高所温泉。硫黄含有量は日本一とされ、乳白色の湯が毎分3750Lも湧き出す。標高の高さゆえ「雲上の露天風呂」と呼ばれ、日の出や満天の星空とともに入浴できる絶景が魅力。
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