泉質SENSITSU
塩化物泉
泉質に関する読み物 — 成分・泉質名・分析表の読み方
2026年9月6日読了 2分
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泉質/SENSITSU
塩化物泉 (Chloride Spring)
泉質名(和/英):塩化物泉 (Chloride Spring)。
主要成分・化学式:主に塩化ナトリウム(NaCl)や塩化カルシウム(CaCl₂)、塩化マグネシウム(MgCl₂)などを含みます。化学式例:NaCl, CaCl₂ など。
濃度基準:溶存物質(ガス性除く)1kg中1,000mg以上で、Cl⁻が主成分。たとえばNa⁺:Cl⁻を主とする場合が多い。
典型的効能:肌をしっとりさせ、体を深部から温める効果があります。浴用では切り傷や末梢循環障害、冷え性、皮膚乾燥症などに効能があるとされます。飲用では塩分が胃粘膜を刺激し、萎縮性胃炎や便秘の改善に使われる例があります。
禁忌症:高塩分のため腎不全や高血圧、心不全など塩分制限が必要な疾患のある人は飲泉を避けるべきです。また、長時間入浴で塩分による体液電解質の変動が起きることがあるため、心疾患・腎疾患が重い場合には注意が必要です。
作用機序:NaClによる浸透圧効果で体内の水分がやや排出され(高張性)、末梢血管が収縮しにくくなることで保温効果が高まります。また、塩分で皮膚を刺激し、発汗・血流改善が促されると考えられます。温度と塩類の相乗効果で体温が長く保たれ、結果的に血液循環が良くなります。
測定・分析方法:塩化物イオンはイオンクロマトグラフィーや銀滴定法で定量し、陽イオン(Na⁺, Ca²⁺など)は原子吸光光度法やイオンクロ法で測ります。全溶存物質量は180℃加熱後の蒸発残留物を測ることで求めます。
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